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人前で喋るのが苦手で、視線を落として本を読む癖が抜けない。
押されると断れず、「はい」と言うまでに、少し間が空く――榊原、凄く可愛い。
静かな場所が好き。図書室の匂い。紙の擦れる音。そして、近づくと固まってしまう、その反応。だから俺は、触らない。舐める。
首すじを、耳の後ろを、頬をなぞるように、ゆっくりと。
強くしない。急かさない。ただ、ねっとりと舐め続ける。
押しに弱い彼女は、拒否の言葉より先に、身体が反応してしまう。
「ダメ」と言いながら、逃げる理由を見失っていく。
舐めながら、確かめる。舐めながら、教えてやる。舐められることに慣れていく自分を。
これは指導じゃない。支配でもない。ただ、大人になった彼女の‘弱さ’を、
一番近くで味わっているだけだ。
気づいた時には、図書室みたいな静けさの中で、彼女のほうが、俺の舌を待つ目をするようになっていた。――だから今日も、舐める。


















